
羽生蒸溜所のウィスキーをキーモルトに複数の蒸留所(非公開)をヴァッティングされたピュアモルトです。秩父蒸留所でブレンドされています。
ミズナラ樽とは、日本に多く自生するミズナラの木を材料にした樽で、ウイスキーの熟成に使用されます。ミズナラ樽で熟成されたウイスキーには、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などの香木を思わせる独特の香りが移り、世界中で高い評価を受けています。
まず香りはスパイシーさやシナモン、サンダルウッドの香りが特徴的です。ミズナラの木材から引き出されるこれらの香りは、他のオーク樽では得られない独特なものです。スパイシーな香りが全体の風味に複雑さを加え、深みのある味わいを生み出します。味わいはフルーティーな甘さが広がります。熟した果実、特にリンゴや洋梨の風味が感じられます。その後、スパイシーなシナモンやクローブのアクセントが現れ、最後には滑らかなバニラの甘さ。
長い余韻が特徴で、最後までミズナラ特有の香りと味わいが楽しめます。特にサンダルウッドと香木のニュアンスが余韻として残ります。